社長インタビュー vol.1 株式会社オフィスアーク 武内社長

株式会社オフィスアークは昭和 56 年大阪にて資本金 3000 万円で設立された人材派遣会社で、特に不動産業界への人材派遣においては老舗企業です。

今回インタビューにお答え頂いた武内社長は 2004 年に同社が株式会社アサヒテックコーポレーションのグループ会社となった際に社長に就任されました。

「社長に聞く !」第 1 回目はその武内社長にご自身のキャリアと働くということについて語って頂きました。

武内社長 インタビュー

社長自身のこれまでのキャリアについてお聞かせいただけますでしょうか

まず、最初に勤めたのは京都府に本社のあるマテハン販売会社でした。そもそもその会社を選んだのはオーナー会社を目指していたからです。その後、現在の会社の親会社である株式会社アサヒテックコーポレーションに転籍しました。当時、マテハン業界は頭打ちの状況だったのと新しいことにとにかく挑戦したかったから。

会社を移ってからは、色々な経験を積ませてもらいました。まずはアサヒテックコーポレーションの物流部門で 1 年半ほど物流業務の企画・教育担当をしていました。人材募集の企画やモチベーション UP などです。

その後、オーナーの元々の縁もあり、大手製鉄会社から阪神高速道路の裏面吸音板の開発の仕事の依頼を受けました。会社としてはまったく踏み出したことのない領域でしたが、自分自身が金属加工業の知識にも精通していた為「なんとかなるだろう」ということで会社として事業進出したのです。

その事業を関西で成功させると次は東京の首都高速からも依頼があり、すぐに東京に転勤になりました。転勤といっても最初はマンションの一室を事務所代わりに、請負工場を探して、人を探してといった感じで商売のための地ならしに行ったという感じですね。その後姉妹会社への出向や、福祉機器開発の事業展開では特許の出願も 3 件致しました。

ここまではどちらかというと事業の立ち上げが多かった。なにもないところに赴き、形を作るのが仕事でしたよ。私に求められていた仕事は高収益よりも地盤作りですね。その印象が社内でも強かったため、当時周りからは『突撃隊』と呼ばれていましたよ。

その後、化学部門の事業部長を経験し、のちに社内公募で印刷会社の社長に応募し就任しました。そして今のオフィスアークの社長も兼任する形になりました。

そのキャリアの中で常に意識していたことはどのようなことですか

サラリーマンとしてキャリアを積んでいくなら、自分がどこまで上に昇りたいかを意識しておくことが大切です。通常の企業であれば上に昇っても社長になれるチャンスは少ない。でもオーナー企業であれば、オーナーの右腕や左腕と称される位置にいれば、会社が拡大していく過程で子会社でも社長になれる確率が大きくなる。私はキャリアをスタートするときから、どこまで自分が行きたいか、成れる役職まで行きたいと強く意識していました。

そして絶対に『出来ません』は言わないことです。与えられた職責に対しては何事にも前向きな姿勢で取り組み結果をとにかく出してきたのです。

昔は就職した企業がキャリアを準備してくれていました。しかし、今は個人が自らキャリアをデザインし構築していくことが求められています。いかがお考えでしょうか

非常に望ましいことだと考えています。会社は活躍するための『枠』は準備するんですよ。でも大切なのはその枠に対して個人がどう動くかです。自己研鑽を怠らず、目標に対し走りながら考え昇りつめることが大切です。つまり与えられたチャンスをつかみ、実現していくのは自分なんです。目標を管理し、実行すること。やると決めたら絶対にやること。結局誰もやってくれないし、決めてくれない。自分でやると決めて、自分でやりきるしかないんです。

仕事を楽しくないと思い、こんなはずではなかったと退社してしまう新卒社員が増えています。そのことに対してどのような考えをお持ちですか

個性を主張することが多いが、個性の出し処とタイミングを間違えてはいけない。あくまで会社のベクトルを理解した上で個性を出さなければいけない。事業ビジョンを理解せずに個性だけを主張する人は論外です。会社あってこその自分でもあるのですから。

そして仕事を楽しまないといけない。遊ぶということではなく、目標にこだわり、達成し、報われることを楽しみにするのです。

最後に、リツナビを見ている学生の皆さんにメッセージをください!

自分自身のモチベーションと自己表現の手段を持ってください。

自分が大学で何を学んで、何を身につけたのか。そして学んだことをどのように社会人生活に活かしていくのか、それを自分なりの表現で伝えることが出来なければなりません。大学生活では思い切り自分自身を表現してください。

そして就職活動をするのであれば、しっかりと受けようとしている会社を理解してください。不純な動機では、多くの場合長くは続きません。会社の社風まで十分に理解し、自分の目標や価値観といかに合うかを照らし合わせてください。

武内社長、お忙しい中ありがとうございました!