資格インタビュー vol.2 中小企業診断士

中小企業診断士 インタビュー

中小企業診断士の資格を取られたきっかけは何だったんですか?

社会保険労務士の資格を元々持って仕事をしていました。

社会保険労務士というものは、社会保険や労務管理全般を扱っている資格です。中小企業診断士の資格を取ろうと思ったきっかけは、社会保険労務士の仕事をしていて感じるところがあったからですね。それは、潰れかけているところに「法律を守れ! 」などと言っても無理。どうやって払えるようになるかというと、会社を立て直すしかないわけです。それが中小企業診断士の資格を取ろうと思ったきっかけです。

中小企業診断士というのは具体的にどういったことをする資格なんですか?

中小企業診断士という資格は中小企業を支援する国の中小企業基本法ができて、実際に、中小企業を支援する専門家を作るということから生まれたんですね。仕事内容は銀行から融資を受けるための手助けから経営全般のアドバイスまで。普通の資格は、担当となる仕事の範囲が明確になっているのですが、

中小企業診断士にはそれがない。普通の資格を持っている人をある分野のスペシャリストと呼ぶならば、

中小企業診断士はジェネラリストとでも言うのが正しいでしょうね。

中小企業診断士の資格を取られて、仕事内容は一変しましたか?

必ずしもそういうことはないですね。ただ、社会保険労務士の資格だけですと、社会保険・労務についてのアドバイス以外は、あまりすることができませんが、中小企業診断士の資格を持つことで、ある程度の説得力を持たせて、経営のアドバイスができるようになりました。

中小企業診断士になって、国から仕事を依頼されることはありますが、基本的にキャリアを積まなければ仕事を得ることはできない資格です。私は、現在 KRP(京都リサーチパーク) で 3 週間に一度、経営相談を行っています。

では、最後にこれから中小企業診断士を取ろうとしている学生に一言お願いします。

中小企業診断士は他の資格と違って資格を取ったからと言って仕事を得られる訳ではない。経営一般の知識が身につく、そこから自分の得意分野を見つける。まあ、サラリーマンとかになったとしてもそういった視点で仕事をすることができる。他の資格とははっきり違うものだということを認識して取って欲しいですね。