





専門学校(カレッジ)への留学
イギリスの専門学校には公立と私立がありますが、ここでは留学しやすく、値段の手頃な公立カレッジへの留学について書いてみます。
公立カレッジ
もともと、公立カレッジは16歳以上のイギリス人を対象にした継続教育を提供する部分と、社会人の人たちのための趣味や実益を目的とした社会人教育やパートタイムコースを持つ教育機関です。
最近はカレッジや大学は政府からの補助金以外の収入確保のために外国人を積極的に受入れています。その為に入学しやすくなりました。イギリスで勉強したい留学生にとってはありがたい話ですね。
ただし、イギリス人には無料(またはとても安い料金)で提供されるコースも、外国人の場合には(特にEU関係国以外)は1学年間の授業料金は60-100万円程度かかることになります。日本の専門学校が100万円程度かかるので同じ位と言ってよいでしょう。この他、滞在費が年間100万円程度必要になります。
日本で地方から都市圏にでて専門学校に通学することを考えるとイギリスで留学するのは同程度か少し安くなるくらいです。
日本とイギリス、どちらの専門学校を選ぶべきか。
イギリスの専門学校(公立カレッジ)は職業に直結した教育を提供してくれます。例えば保母の資格をとりたい人のためにカレッジに保育園を持っています。地元の人が訪れるレストランを運営し、その中で学生が調理やサービスの提供を行うのです。
日本で仕事をするのに資格が必要なもの(例えば、保母、調理師、福祉系など)は日本の専門学校に行くほうが時間的には早いです。イギリスでの資格(GNVQ,NVQ,BTEC,HND)などは日本では資格外になります。
経験がものを言うキャリアを選ぶ場合(例えばビジネス、ホテル、観光業、秘書、アート関連など)はイギリスでのコースが向いていると思います。
日本で英語専門学校にいくのなら、イギリスのカレッジの方が効率的
イギリスで勉強する場合、どのコースをとっても英語を一緒に勉強することになります。つまり、最低、英語に関しては日本の英語専門学校に行くよりも効率的に高いレベルの技術の習得が可能になります。
言い換えると、英語の勉強が一番の目的であっても、あえて、専門コースに参加し、自分に興味のあることを勉強しながら英語を伸ばすことができるし、やる気もでます。
私見ですが、日本の大学で4年間英語を専門に勉強した人より、イギリスの専門学校で保母のコースに2年間参加した人のほうが英語能力は高いと感じます。
アルバイト
4年ほど前からイギリスの政府が法律を変え、外国人の留学生は特別の届けをすることなく、週20時間までアルバイトができるようになりました。学校が休みの時(夏休みなど)には週40時間まで働けます。
これにより、滞在時の経費を節約することができるのです。ちなみにアメリカは留学生はアルバイトが禁止されていますので留学にかかる経費はすべて日本であらかじめ用意しなくちゃいけません。
必要な英語力は
IELTSという英語の能力試験があります。これで5から5.5程度とれば専門学校への受入は大丈夫でしょう。5-5.5と言うと英検2級よりもレベルは高いです。
それだけの英語力が無い人が多いので、前もって6ヶ月ほどカレッジの英語コースで英語を専門に勉強し、9月からの専門コースに間に合わせるのが良いでしょう。
留学期間
イギリスの公立カレッジでイギリスの資格をとりたいのなら最低1年以上行かないといけません。多くの人が2年間のコース(GNVQ Advance)をとることを目標にしています。
イギリスの良いところはカレッジである程度、勉強を続け、その後、大学に編入して大学卒業資格を取れることです。前述したGNVQ Advanceの次はHNDコースに2年行きます。その後、大学に編入してさらに1年か2年大学に行くことによりBA(学士号)を取得できます。
反対に、資格を気にしなければコースにはいり、1年間だけ体験的に勉強することも可能です。必ず2年は行かないとだめとかの規則はないので参加しやすいでしょう。
